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8月15日にあった宇都宮平和映画会で「アンゼラスの鐘」が上映されましたが、その主催者から感想文が届きました。ご紹介します。 『アンゼラスの鐘』アンケートまとめ(40枚) *何で、どこで知ったか? ・映画のHP ・関係団体 ・宇都宮空襲展 ・朝日(3) ・主人 ・とちぎ朝 日・教会 ・新聞折り込み ・チラシ(8) ・チベットの映画会 ・知人(11) ・東コミセン ・郵送チラシ(4) ・妻 ・ポスター ・子ども劇場会報 ・おじいちゃん(2) *住所 ・宇都宮(29) ・県内他市(8)・茨城県 ・宮城県(2) *感想 ・私がこの作品の存在を知ったのは昨年の9月でした。それ以降、関東での上映会があまりなく今回ようやく観ることができました。その間、秋月先生の著書を読み、それをどう表現しているのかと思っていましたが、考えていたよりも真摯に作られていて現場の方々のご苦労が忍ばれます。原爆投下時の表現は言葉もありません。文字で読んで頭の中だけで想像していた以上のショックがありました。内容に関しては、子どもでもみられるようにソフトなもので、若干もの足りなさがありましたが、原爆への第一歩を踏み出すものとするならばちょうどよいかもしれませんね。特に海外での原爆の実態を知らない方々にはこれだけでも充分な力を持っていると思います。惜しむらくは現状としてこの作品に触れることのできる人が限られてしまっていることです(正直、私も少々苦労しました)。できればもっといろいろなメディアを通して上映してくださると嬉しいです。 憲法9条は先人の魂です。守るべきものだと思います。 29歳・女性 ・この映画を見てせん争はぜったいやってはいけないなと思いました。アニメーシュンはせん争のときにもつかっていたなんて思いませんでした。 10歳・男性 ・このえいがをみてせんそうはやっぱりやってわいけないんだなと思いました。 7歳・男性 ・アニメのためか冷静な気持ちで見られた。広島のことは多くの宣伝がなされていますが長崎のことは余り宣伝されていないので多くの人に見てもらいたいと思いました。先日テレビでアメリカの軍人が直後を撮った写真を公開していましたが、その軍人は終生反戦をつらぬき去年なくなりました。多くのアメリカ人に特に見てもらいたいと思います。 何も行動しなければそうなるでしょう。一人一人が憲法を読み直し、そのすばらしさを知ったら必ず行動に参加するでしょう。自覚している人が行動をあきらめないことだと思います。 82歳・女性 ・核の恐ろしさ、戦争をしてはならない。人間の欲がそうさせる。49歳・男性 ・戦争のことがよくわかった。 12歳・男性 ・せんそうのおそろしさがよくわかった。 10歳・男性 ・戦争の悲惨さを見事に表していた。監督の講演でクリントンの返書を紹介していたが、私たちが世の中を変えることができることをもう一度再確認した。あきらめずに続けていこう。 9条改憲は阻止しましょう。共に闘います。 57歳・男性 ・戦争はひさんなものですね 12歳・男性 72歳・男性 ・しっかり作られたいいアニメだと判った。医師という設定も子どもにはやや遠い存在になるが、いい設定と思う(私は大変同感できた)。80分位というのも子どもには、また大人の例会用にもちょうどよい長さと思う。そしてシリーズで作って行かれると子どもたちには歓迎されると思う。原爆投下は戦争犯罪だと思う。日本人はもっと強くこの犯罪行為を告発し、世界に核兵器禁止を訴えねばならない。 9条改憲に反対、いつか来た道と言うよりは世界の平和の敵対物となった米軍の手下として、世界の平和を崩す立場になるのは日本の自殺行為と思う。 68歳・男性 ・9年間長崎で聖フランシスコ病院に勤めていました。秋月先生には大変お世話になり、結婚式にも出席していただきました。カトリック精神にみちあふれる先生でしたので、9年間のフランシスコ病院での勤務は今も心に残っています。これからも長崎、カトリック病院として変わらずにがんばってほしいと思います。この映画を通して世界中の人々まで影響をおよぼしていることはすばらしい。それも自分が知っている秋月先生の映画でとても嬉しく思います。 ?歳・女性 ・①「アニメは平和の文化」の趣旨が判り勉強になった。戦争責任等、アニメの歴史にもうなずけた。 ②映画はきわめて感動した。藤山一郎の『長崎の鐘』からさだまさしの『精霊流し』まで、平和の長崎の今日を考えた。 「核兵器 無くせぬ世界 敗戦日」-温平 アメリカ大統領候補も「核廃絶」を考え始めた由。生きているうちに世界平和を実現したい。新聞は「反戦・平和」を貫くA紙を愛でたい。政権交代で改憲勢力を無くしてゆきたい。7人の先達のお骨折りに感謝しつつ。 76歳・男性 ・実話に基づいているので、原爆の被害の恐ろしさを改めて考えさせられました。 47歳・女性 ・映画は原爆の疑いようのない恐ろしさ、医師の苦悩がよくわかりました。「動かない絵に命を吹き込む、というアニメーション映画は昔の漫画が戦争に参加しヒーローとなる」のと違い、平和の文化としてのアニメーションを目指すという有原氏のお話は共感します。 絶対に戦争への道につなげてはなりません。自分のできることで、世界から戦争をなくすよう工夫し、努力している。この映画も世界で見られるよう英語等の字幕をつけられていることはすばらしいと思います。国連での上映等、他にも広めてゆければいいですね。大変ありがとうございました。詳しく書かれた文書があれば見せていただきたく思います。 73歳・女性 ・アニメという手法で、子どもから大人まで楽しめるようになったと思います。同世代の方が(戦後生まれの方)監督をされたことに敬意を表します。秋月先生のご活躍は地元では有名なお話なのでしょうが、私は今回初めて知りました。アニメが世界平和のために広く知られることを一緒に願っております。 毎年8月15日に皆さんの行動を注目したいと思っております。7人のおっさんが7人の侍に変身、皆様の一石が社会への波紋として広がるよう願っております。 60歳・女性 ・原爆の恐ろしさがとてもわかりやすく、子どもたちにも伝わる映画でした。 63歳・女性 ・当時のこと(63年前)を、昨日のように思い起こしました。日本中の人に、いや世界中の人に観てほしい映画です。作製のご苦心を思いつつ、感謝の思いを記しました。ありがとう。 九条は日本の宝、21世紀の世界の宝です。九条を守ることこそ、私の世代の責任だと信じます。 78歳・男性 平和憲法は絶対に守ってゆくべきです。一つの目標・願いであり、夢ではなく実現へ向けて努力すべきです。 49歳・男性 ・アニメということでどちらかというと子ども向けかなと思ってしまいましたが、大人にとってもわかりやすい映画でした。有原監督のお話と国連やブラジルでの上映の話よかったです。お盆で帰省する方とか多く、声かけをしたのですが参加できる方が少なく残念でした。「核兵器は人間と共存できない悪魔の兵器」をもっと米国や世界の人たちに知らせていかなければと思います。 戦後63年経っても戦争はなくならないばかりか増えているように思う。戦争を知らない世代が増え、学校教育の場でも戦争の悲惨さを教えるということがなくなっているから余計こういった映画の上映は大事です。 59歳・女性 ・原爆を落としたのはアメリカ、戦災で苦しんでいる人たちを助けた薬もアメリカ。戦争は一部の人間のために関係のない人たちが苦しむことが改めてわかりました。現在は北京オリンピックが開かれていますが、改めて平和とは何かを考えさせられました。 41歳・男性 ・大変心に残る、平和を考えさせられる作品でした。もっともっと多くの人々、特に若い世代の人たちに観てもらいたいです。 57歳・女性 ・秋月先生の生き方にふれることができ、このような方が実在したことを誇りに思います。9条の大切さを改めて思います。私は戦後生まれで、戦争についてほんの少ししか知りませんが、これからもっと関心を持っていきたいと思っています。 46歳・女性 ・すばらしかったです。毎年見たいです。PRをもっとすればよかったです。 教育基本法改悪もそんな臭いがしますね。 38歳・男性 ・映画はとてもよかったです。長崎ではこんなことがあったんだなぁって、あらためて分かりました。 憲法はかえないでほしいです。戦争はもう二度やってほしくないと思います。 11歳・女性 ・映画を通じて、各国の子どもたちがいろいろなことを感じて反響を呼んでいるというのはすばらしいと思いました。小さな子どもにも爆撃や戦闘シーンが少ないので人間として精神・身体へ受けた傷がより、心に届くのではないかと思った。激しいシーンばかりだと、どうしてもそちらの印象が残るので。 37歳・女性 ・世界に原爆の恐ろしさを伝えるいい映画でした。 憲法の「改正」は「改正」という名の“改悪”です。自衛隊を旧軍にしてはいけません。自衛隊はあくまで人道支援のみのために活動すべきです。 14歳・男性 ・監督のお話があってから映画があった方がよかったかもしれません。1度ならず何度か見て、考えたい映画です。広報活動にはもっと力を入れてもよいでしょう。もったいないです。 60歳・男性 ・原爆の恐ろしさが子どもにもわかりやすく描かれていて、子どもにも見せたかった・・・と思いました。アニメだからこそ、原爆がもたらした様々な事実や長崎の人々のことを直視し、考えることができたのに。「戦争の映画は怖いから」と拒絶する子どもに、どう勧めればよかったのだろう。中学校で『レミーのおいしいレストラン』を見るなら『アンゼラスの鐘』を見てほしかったな。私自身、長崎の被爆のことはよく分かっていなかったので、見てよかった。 大戦での過ちを反省したのではなかったのか?! 国民の想いと、政治が別の道をたどっている気がします。憲法に限らず、終戦記念日なのに、テレビや新聞を見ても戦争にふれておらず、8月15日が素通りされていくようで不安に感じました。 43歳・女性 ・立派な映画でした。アニメの感動をもう少しほしかった。観客が少ないのにびっくりしました。何か残念な感じです。監督の話はよかった(知らないこと)が、このアニメーションをいかに世の中へアピールしてゆくか、アニメーションはさることながら作品を作った心をいかに伝えるかソフト、行動・方法が一番大切と思う。『アンゼラスの鐘』のアニメについての案内資料的なパンフ類が配布されるものと思っていたが何もない、広げようとする誠意に欠けるのでは、このこともソフト面の努力に欠けているこれじゃダメだ。 30数人の観客、実行委員会が本気でないからだろう。世界中に広める処でない、日本(宇都宮)でこんなことではダメだ。満員だと思っていたが・・・ 68歳・男性 ・かわいそうでなきそうでした。 6歳・女性 ・このような作品をもっと多くの人々-特に子どもたちに観てほしい。宇都宮茂原駐屯地の中央即応連隊の隊員たちにも観せられるといいのだが・・・無理か? アニメによる平和運動に取り組んでいる有原さんの話は具体的で説得力があった、よかった。 この60年余、戦争に巻き込まれずにこられたのは平和憲法のおかげと考えています。 憲法の平和条項を「改正」してしまったら戦争を阻止する歯止めがなくなってしまうと不安に感じています。 72歳・男性 ・被爆医師の話と知らずに映画を見ました。どんなに辛く苦しいお立場だったかと思います。また、アニメーションということで、リアリティに欠ける作品なのではと心配していたのですが、そんなことはありませんでした。むしろアニメーションだからできる表現もあると気付かされました。私の中1、小6の息子たちは「戦争物はあまり見たくない」と申します。もう一押しして連れてくればよかったです「アニメだからね」と。 銃を持ち戦うようなイメージを皆持っていて、まさかそんなことにはなるまいという甘さがあると思います。無知なまま戦争の片棒を担ぐ日本になるのではないか、あるいは無知なまま被爆者となるのではないかというイメージが離れません。恐ろしいことです。 44歳・女性 ・映画は長崎県の戦争についてで、とても勉強になりました。今、学校で「ヒロシマ」の原爆について勉強しているので参考になりました。 つながると思います。 11歳・女性 ・げろがのどまできました。 7歳・女性 ・すばらしい映画でした。一人でも多くの方に戦争の悲惨さ、平和の尊さを伝えるべきだと思います。我々の年代の中でも、今、平和についてどれだけの人が深く考えているでしょうか? もっともっと皆さんにこの映画を見ていただきたいと思いました。すばらしい出会いに感謝すると同時にこの作品の監督さんの講演も聴けたこと、とても感銘を受けました。また、こういう機会があったら是非お知らせいただきたい。 54歳・女性 ・焼け跡から手を出し「子どもを助けてください!」といっている親心と可愛い子どもの顔が私の孫(3歳の男)と重なって見えてしまい、泣けてしまいました。どうか孫たちそして永遠に平和な国、世界がどうか平和でありますようにと祈っております。 61歳・女性 ・原子爆弾の話は本で読んでいましたが、実際の体験談はもっと重いものでした。8月に子どもに戦争の話を何か見せたいと思っていましたが、6才の子に見せてあまり怖くないものを探していたので、少しマイルドな表現のアニメは「きっかけ」には良かったです。 41才・女性 宇都宮平和映画会の感想文は以上です。 #
by angelics1
| 2008-08-26 14:47
| 最近の上映会から
8月30日(土) 焼津市総合福祉会館「ウェルシップやいづ」 明日も核兵器のある未来を選びますか? <ビキニ市民ネット焼津5周年記念イベント> 【第一部】13:00~ アニメ映画「長崎・アンゼラスの鐘」上映会(約80分) 1945年8月9日、原爆投下の長崎で自らも被爆した医師秋月辰一郎さんの40日間におよぶ医療救援の記録をアニメ映画化。 核の恐ろしさを全世界に伝えなければと、被爆60年の2005年に市民の製作運動によって完成。 長崎では子ども達の平和教育に必須のアニメ、子どもから大人まで皆さんに見ていただきたい映画。 くわしくは、こちらへ http://fuuca.eshizuoka.jp/e153215.html #
by angelics1
| 2008-08-23 15:33
| 東京周辺での上映会
長崎出身の井上史さんは早稲田の大学生で、アメリカのメリーランド大学に留学しています。 彼女は、故郷長崎を舞台にした「アンゼラスの鐘」の完成を喜び、メリーランド大学での上映会を企画しました。そして、大学教師や学生たちに働きかけ、協力も得て2008年の4月末に、「NAGASAKI1945 アンゼラスの鐘」を大学内で上映しました。おおよそ20名の学生たちが映画を鑑賞し、上映後に二度のデスカッションを持ったそうです。学生たちは、感想文を井上史さんに寄せて下さったそうです。それを井上史さんが翻訳して、有原監督に届けて下さいましたので、ここにご紹介します。 写真の左端が井上史さん。 メリーランド大学生たちの「アンゼラスの鐘」を見ての感想 翻訳&写真提供 井上 史 1.映画の主催を手伝ってくれた法学部出身のアメリカの学生 この映画は、原爆教育がアメリカの学校でされるときに、すべての子どもに見せられるべき素晴らしい映画です。映画「アンゼラスの鐘」は、人類愛のために原爆投下がいかに偉大なものだったのかと考えさせるかわりに、その歴史的事実を我々アメリカ人に人間的に訴えてくる。 2.日本人留学生 日本人として、物理を学ぶものとして、そしてアメリカで人びとと接する機会に恵まれた者として、長崎・広島の原爆投下の悲劇を忘れずに、もっと史実について学び、人と話し合うことがこれから必要になるであろうということを自覚しました。悲しい側面を持つ歴史から目を背けないことが大切であることを心に留めておきたいです。 3.中国人留学生(日本語を勉強した経験があるそうで、日本語で書いてくれました) 何か気持ちは複雑だった。原子武器を受けた町と人びとはそんなに暗い生活をして、今日は初めてしてるぞ(?)。もう戦争のことはやめよう。長い平和をきっと祈り続けましょう。中国人として我もおじいさんとおばあさんからいろいろなことを聞いた。家族が死んで、家がなくなって、みな戦争のため、つらいでしたよ。日中の間はもう戦争は一度もいやだと思う。世界は原子武器が危ういという厳しい現実を了解しなければならない。 4.アメリカ人学生 この映画を観ながら本当に胸が痛みました。すべての死が悲劇的で、特に子どもが病気で死んでいく姿を見るのは本当につらかったです。この映画は私がこれまでに受けてきたどの歴史の授業よりも原爆の史実を教えてくれました。私の「アメリカ的なもの」を恥にさえ思いました。 5.アメリカ人学生 アニメーションではありましたが、この映画は非常に感動的でした。この映画は、世界に十分に知らされていない死の灰の被害と原爆の破壊力の詳細を明らかにします。また、アニメーションで描くことで、見ることへの苦痛を軽減させ、その一方で、原爆がもたらす影響を詳細に伝え、戦争とそれがもたらす影響を人間的に描きだす。そして徐々に、核戦争が引き起こすであろう荒廃したイメージを彷彿とさせる。 6.日本人留学生 今回のように、アメリカ留学中に広島・長崎の原爆被害についての映画を見ることになるとは、思いもしませんでした。これまで原爆について日本で話し合うことはあっても、他の国の人びとと話し合うことはなかったので、貴重な体験ができました。この映画が今後もアメリカの大学等で上映され、日本から見た原爆をアメリカの人びとに知ってもらえることを願います。二度と原爆が使用されませんように・・・・。 7.アメリカ人学生 かねてからも、核兵器が何度も世界を破壊しうるだけの威力を持っていることは知っていましたが、この映画は核不拡散における私たちの役割を教えてくれました。私はこれまで、原爆が投下された広島・長崎いずれの都市に住んでいた人たちの、私的な声を聞いたことがなかったので、映画ナガサキ1945が描いてくれた視点に非常に感謝しています。 8. アメリカ人学生 フミ、日本の視点からヒロシマ・ナガサキについて学ぶ機会を与えてくれてありがとう。学校で原爆投下の史実が語られるとき、私たちはいつも「原爆はまさに『悲劇』だった」と学びました。しかしその言葉だけでは、ヒロシマとナガサキで本当に何が起こったのかを説明できません。広島・長崎の原爆被害は今日も顕著に現われているのに、世界の政治的指導者たちはまだその事実に見向きもしないほど無知です。人間は歴史から学ぶのだとよくいわれますが、私たちはまだ核競争のただなかにいるのです。この映画は、原爆が投下された日とそれ以降の日々の出来事の一端を伝えてくれました。私はいま、この問題についてもっと学ばなければという気持ちに駆られています。映画監督のお友達に、私に大切な教育をしてくれてありがとうと伝えてください。 9.韓国人留学生 私は自国で原爆は韓国を解放に導いた日なのだと学んできましたが、日本の人がこんなにも原爆の被害で苦しんでいたのだとは知りませんでした。これからは、世界平和のために一緒に力を尽くしましょう。 10.アメリカ人学生 長崎の人々の計り知れない苦痛の描写よりもさらに印象的だったのは、生き残った者たちの勇気と生きることへの執念です。どんなことがあっても生き抜のだ、どんなに悲劇的で絶望的な状況でも乗り越えてゆくのだ、という―。勇気ある母親が、両腕をぼろぼろにしながら、火のくすぶる屋根の下から我が子を助け出したのに、その子どもたちが放射能の致死的な影響によって死んでいく姿を見ることしかできなかったシーンがは、非常に衝撃的でした。 何よりも大切な生命と人間の尊厳は、無慈悲で非人間的な兵器の存在によって甚だしく軽視されています。このような技術の継続的な開発と使用は人類の完全たる破壊しか保障しません。―それは決して、平和や公正、安全を保障するものではありません。 残念なことに、兵器は世界を消滅し続ける恐れのある暴力の病の最も顕著な兆候でしかありません。日本政府がアメリカ人への報復に成功したのだと報告する町の人に対して秋月先生が叱り飛ばすシーンが忘れられません。兵器を敗北させるために、私たちは、兵器の開発と使用の論理的根拠を敗北させなければならなりません。私たちは平和がすべてで、侵略は何にもならないだと主張しなければいけません。 写真は、鑑賞会とデスカッションを支援してくれたゼミの先生。 #
by angelics1
| 2008-08-17 01:15
| アメリカでの上映活動
7月1日(火)高輪学園中学校 団体鑑賞 7月16日(水)都立羽村高校 団体鑑賞 8月 7日(木)千葉県館山市中央公民館 館山市反核フェステバル実行委員会 〃 館山市被爆者の会 古畑様(個人) 8月15日(金)宇都宮平和映画会 宇都宮市文化会館小ホール ① 13:00 ② 15:30 上映作品 アニメーション映画 『NAGASAKI 1945 アンゼラスの鐘』 記念講演・有原誠治監督「アニメーションは平和の文化」 入場料 一般(中学生以上) 1,000円 小学生・500円 *主催:『宇都宮平和映画会』実行委員会 *後援・宇都宮市、宇都宮市教育委員会、とちぎ朝日、 毎日新聞社宇都宮支局、読売新聞社宇都宮支局、 産経新聞社宇都宮支局、東京新聞宇都宮支局、栃木テレビ 宇都宮ケーブルテレビ、下野新聞、エフエム栃木、栃木放送 朝日新聞宇都宮総局、 九条の会・栃木、憲法を生かす会・栃木 *協賛・日本山妙法寺宇都宮道場、生活協同組合・よつ葉会 8月16日(土)武蔵野市非核都市宣言平和事業 非核アニメ映画上映会 主催 武蔵野市非核都市宣言平和事業実行委員会 日時 2008年8月16日(土)午前の部:午前10時~正午(開場午前9時30分) 午後の部:午後1時30分~4時(開場午後1時) 会場 武蔵野商工会館4階市民会議室 定員 各回80名(先着順) 対象者 どなたでも 申込方法 当日、直接会場へ 費用 無料 内容詳細 非核アニメ映画「NAGASAKI・1945~アンゼラスの鐘~」 長崎で被爆しながらも救護活動を続けた医師、故秋月辰一郎さんを描いたアニメ映画です。 午前の部は、上映後、子ども向けの被爆体験のお話会を行います。 午後の部は、上映後、被爆体験者のお話、参加者との意見交換会を行います。 問い合わせ先 武蔵野市市民協働推進課(電話0422-60-1829) #
by angelics1
| 2008-08-16 11:37
| 東京の上映会
2005年に製作されました「NAGASAKI1945アンゼラスの鐘」の海外での上映活動や反響を、次の各ページで紹介しています。 クリックするとそれぞれのページが開きます。 アメリカでの上映活動 ブラジルでの上映活動 ドイツでの上映活動 フランスでの上映活動 #
by angelics1
| 2008-05-04 14:28
| 海外での上映活動
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